Dockbar という、Gnome-Panel アプレットとして利用できたり AWN アプレットとしても利用できるシンプルなアプリがあるらしいんですが、自分が試したのはその実験バージョンである DockbarX。
http://www.gnome-look.org/content/show.php/DockbarX?content=101604
本流の開発とは別のブランチで、安定性よりも新機能の追加を重視する開発方針のようです。
Gnome パネルでウィンドウの一覧やウィンドウ・セレクタなどのアプレットを使用していて、「なんでウィンドウをグループ化してくれないんだ」と不満に思っている人には必須のアプレットだと思います。
この辺りの機能は Cairo-Dock も備えてるんですが、なんで自分が注目したかというと DockbarX は Compiz の利用法がうまい。
例えば端末のウィンドウを複数開いてるとします。
Gnome パネル上の DockbarX には端末のアイコンが1つだけ表示されるんですが、そのアイコン上であらかじめ設定しておいたマウスボタンを押す(またはスクロール)と、端末ウィンドウのみを対象にした Compiz の「シフト・スイッチャー」や「スケール」が起動して、ウィンドウの選択がしやすくなります。
また、アイコン上にマウスを置くとウィンドウリストが表示されるようにもなっていますが、その中の任意のウィンドウ・タイトルにポインタを移すと Compiz の 「不透明度、明度、彩度」プラグインが自動的に働き、他のすべてのウィンドウを一瞬で透明化させて対象のウィンドウを素早く表示してくれます。
Dbus コールによって Compiz の機能を外部から呼び出して使用するアプリは今までもちょっと書いてきましたけど、これはなかなか実用的に利用しているなと思いました。
ちなみに Gnome のメインメニューからアイコンをドラッグして、DockbarX のエリアにドロップすればランチャーも置けて、そのアイコンがウィンドウ操作にも利用されます。