Cairo-Dock の Ver. 1.6.0.2 が発表されました。
ちょっと前からVer.1.6.0.1 がBerliOS の方にアップされてたんですが、Fedora 用の Cairo-Dock パッケージをメンテされてる(?)同じ日本人の方によって、ビルドやセキュリティ面での修正も入りバッチリ。:)
Slide, SimpleSlide という新しい外観や新しいアプレット、テーマなど追加。
また、擬似透過機能も追加されたので、合成マネージャ(コンポジット・マネージャ)を使用していない環境で Cairo-Dock の背景が黒いボックス状に表示されることはなくなりました。
擬似透過を利用するには、cairo-dock -F として -F オプションを付けて Cairo-Dock を起動させます。
さらに、プログラムのウィンドウを最小化させたとき、そのウィンドウの縮小画面をアプリケーション・アイコンの代わりに表示するオプションが実装されました。
そのオプションに関して、英文に合わせて「ウィンドウが最小化されていないときにそのサムネイルを表示?」としてしまったんですが、後で英文の方に修正が入りました。
翻訳の方の訂正は間に合わなかったので、次のバージョンが出るまでの間は「ウィンドウが最小化されたときに」という風に読み替えてください・・・。
このオプションを機能させるには、合成マネージャが動作していることと、ドック上に現在のアプリケーションを表示する Cairo-Dock のオプションを有効している必要があります。
今のところ、ランチャーとアプリケーションが一体化した状態のアイコンには適用されないみたいで、通常のアプリケーション・アイコンにのみこのオプションの効果が適用されるみたいです。