Archive for 10月, 2009

山猫まで眠ってられない

Ubuntu 9.10 日本語 Remix が出たらまたインストールしたいと思ってるんですが、本家リリース版 Karmic を入れた他の人は調子いいんでしょうか。

自分は前回投稿に書いたとおり、特にノートの方のネットワーク関係でちょっと問題あり。

バッテリーの通知に関してもおかしい。

マウスをアイコンの上に持っていっても残り時間などのポップアップが表示されない。

ただ、一旦ノートをサスペンドから復帰させると正常に表示されるようになる。

デスクトップの Karmic が概ね問題なくなったこともあって、こりゃもう大丈夫だろうとノートの 9.04 を 9.10 に移行させたんですが…むぅ

Ubuntu karmic のリリースノートを読んで個人的に興味を引いたのはやっぱり KMS 関連の既知の問題。

回避策は KMS を無効にすること。その方法もリリースノートに。https://wiki.ubuntu.com/KarmicKoala/ReleaseNotes/ja
No Xv support for Intel 82852/855GM video chips with KMS
Brightness flickering on MSI Wind netbooks with KMS

ATI のオープンソースドライバの方での KMS は残念ながら間に合わず、Karmic では Intel のグラフィックでのみデフォルトで KMS が有効。

でもって、Intel では DRI2 も有効になるはずなので、Compiz(視覚効果) 有効下で試しに glxgears のウィンドウを移動させてみて感動しましょう。

ちなみに、Fedora 12 では RadeonHD 4000系まで含めて KMS が有効になり、yum から mesa パッケージをオプション的に用意された特別仕様のものに入れ替えれば RadeonHD 以降でもオープンソースドライバでの3Dアクセラレーションが利用できる(Compiz も有効にできる)らしいです。Ubuntu は 10.04 に持ち越し。
Open-Source ATI R600/700 3D Support In Fedora 12

Karmic は alpha から試しましたが、9.04 のときよりちょっと苦労した印象。

8.04 ~ 8.10 のときに Compiz の翻訳に関するバグについて報告したら、まだ alpha 段階だけど 9.04 で直ってるか試してくれって言われたのをきっかけに alpha に手を出すようになったんですけど、次の 10.04 は LTS になるそうですから、リスクが高い変更は 9.10 までにできるだけ試したい、9.10 使う人はみな人柱、ということでしょう。:-)

照準は LTS 10.04 Lucid Lynx に合わされているというわけで、気が早いけれど現時点の 10.04 の概要は?
What can we expect from 10.04 – Lucid Lynx?

  • LTS なので保守的にいかなきゃね、というわけで Gnome は 2.x 系を維持で Gnome-Shell などは後回し。
  • テーマなど外観の変更はまだ進行途中。っていうか、趣味は人それぞれだし、デフォルトのデスクトップなんぞにあまりとらわれすぎないでくれたまえよ。
  • 起動時間は SSD の Dell mini 9 で10秒。パッケージのインストールに関しても、ダウンロードと並行して行うなどして時間短縮。
  • swap について、別パーティションの代わりに swap ファイルの使用に移行。
  • シャットダウン時に、アップデートをインストールできる選択を用意。
  • 現在のテキストベースのOS選択画面の代わりにグラフィカルなメニューを用意。(多くの作業を要するので、10.04 には間に合わないかも。)
  • 「ソフトウェアセンター」が拡張されて、synaptic やソフトウェア・ソース、Gdebi を置き換える。条件が整えばアップデート・マネージャも。
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コアラマダーン

巷ではなんだかよくわからないけどハロウィーンとやらのようで、とりあえず自分も某うんこビルのカフェで「ハロウィーン・エール」なるビールを飲んだりなんかしてみたりしたんですが、いっそのことラマダーンも取り入れたらどうだ、なんて思ってしまう人は少なからずいるはず。

Linux においても、この時期はメジャーなディストリのアップデート・リリースがあるけれど、PC ショップで「ハロウィーン・セール」や「Windows7 発売記念セール」は行っても、「Ubuntu 9.10 Fedora 12 openSUSE 11.2 リリース・セール」なんてことやる店はおそらくない。

そんな店があったらな、と思う人もきっと自分だけではないはず!

などと馬鹿なことを考えながら、実際には手元の Ubuntu 9.10 デスクトップで最近になってUSBスピーカから音が出なくなったり、ノートの方で ath5k ドライバを使用する無線カードがまったく動作しなかったり Network-Manager が有線も全然認識しなかったりでPCが断食のような状態‥‥

こういったことも行事の一環として楽しむしかない!

有線の Intel のギガビットイーサはドライバはちゃんと読み込まれてて、単に Network-Manager がおかしいようなので、

$ sudo ifconfig eth0 198.168.x.x netmask 255.255.x.x

$ sudo route add default gw 198.168.x.x

のように試しに IP やデフォルト・ゲートウェイを手動設定したらネットに繋がりました。

なので、Network-Manager の代わりに wicd を導入したところ、あっさり自動で接続可能に。

やれやれよかったぁ、と思ったら今度は無線の方がステルスなSSIDのAP に繋がらない。

なんだか karmic リポジトリのパッケージより新しい最新版の wicd を導入しないとダメらしいんですよね…

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Wacom Bamboo pen & touch 購入

Linux 用のドライバはまだ新Bambooに正式対応してませんし、Wacom は4フィンガー対応機を速攻で投入してくるような気がしなくもないけれど、結局買っちゃいました。

さてどうしよう‥‥

すでに色々試みてる人たちの情報を元に、なんとか動くところまでもっていこうと思ってます。

お金があれば Lenovo のタブレットの新モデルに飛びつきたいところですが、まぁ Windows7 のおかげでタブレットPCが続々と発売されて値段がこなれるのを待つつもりです。

その意味では Windows7 ぐっじょぶ!!来日中のリーナス氏も太鼓判 😛

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Wacom Bamboo touch & pen 検討

家電量販店はどうやら Windows7 販売の準備をしていて、アキバのカフェソラーレでもイベントの整理券配ってましたが、そうした慌しさを横目にマルチタッチに対応した Wacom の新 Bamboo の展示品をいじってきました。(Win7 の発売日はまったく頭になかったので、量販店で展示PCが大規模に取り払われてる光景に最初驚いた…)

タブレットは今まで使ったことないので、ペンでぐりぐりと線を引いたり、タッチでポインターの移動や左クリック、右クリックを試しただけです。

絵心はないので、もっぱらキーボード&マウスの代替としての操作デバイスとしての関心。

Cellwriter や Easystroke みたいなソフトの側が発展すれば、ペンタブレットって一般向けに必要十分な文字入力装置兼ポインティング装置になっていき、キーボード&マウスは利用場面が徐々に限定されてくるんじゃなかろうかと妄想してたりしてたりします。

Ubuntu 9.10 での採用には間に合いませんでしたが、Xinput2/MultiPointerX 対応のXサーバ 1.7 もリリースされたので、マルチタッチ(マルチポイント)にも興味。

現段階では新Bambooに完全対応というわけにはいかないみたいですが、ドライバの対応は着実に前進していて、

http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=1290251

Peter Hutterer さんや Easystroke 作者の Thomas Jaeger さんもがんばってるので近いうちになんとかなるかも。

http://www.nabble.com/-PATCH–wcmTouch-and-wcmTPCButton-should-be-distinct-properties-tt25754177.html

なので、たぶん新 Bamboo 買います。

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Ubuntu 9.10 Beta をクリーンインストール

Ubuntu 9.10 karmic koala は、Alpha 2 ぐらいからアップデートを続けて使ってきましたが、そうすると標準の環境と異なったり、細かいトラブルも色々あるので、Beta をクリーンインストールしてみました。

例えば、9.10 から SCIM が iBus に置き換わるわけですけど、Alpha 2 からのアップデートの積み重ねだと SCIM が使われるままの状態だったんですよ。

だもんで、自分は iBus をまともに使い始めるの今日からです。

Alpha から試してきて、Grub 辺りの不具合とか、ブートが途中で止まるといった問題に遭遇したりしてきたんで、Beta 版をいきなりインストールしてしまったり、9.04 からアップグレードしてしまうのは、やめられた方がよろしいかと。

リリースノートにも、Upstart という起動に関わる新しい仕組みに移行したから、Beta をメインマシンで試すなら事前にちゃんと LiveCD を用意しろ、またはアップグレードする前に Alpha 5 の USB スタートアップ・ディスクを作っとけ、と注意されてます。

http://www.ubuntu.com/testing/karmic/beta

既知の問題として、Intel チップのユーザーの中にはインストール後の再起動時に fbcon モジュールが読み込まれずブラックスクリーンになるケースがあるので、その場合はブートオプションの末尾に i915.modeset=0 を追加して、カーネルモード設定(kms)を無効にして起動させてやる必要がある、ということも書かれてますね。

個人的に困るのは、Network Manager の有線接続のプロパティに関して、固定 IP の設定をしても保存されないこと。

フォーラムでも報告されてます。

http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=1278133
追記:アップデートで修正された模様。)

あと、Nvidia カード使用の場合、Gnome パネルの時計アプレットをクリックすると表示されるカレンダーの影がカレンダーの表示を消した後も残る場合があること。(追記:この問題も修正された模様。0.8.3+git20091005-0ubuntu5 – fix clock/calendar shadow not going away (LP: #428783))

http://ubuntuforums.org/showthread.php?p=7973287

根本的な解決ではないですが、この問題に関しては Compiz の設定マネージャを開いて「ウィンドウの装飾」>「影付けウィンドウ」の「any」という指定を消して、「 !(class=Gnome-panel & title=カレンダ) 」という指定に書き換えることで一時的に対処。

以下の Gconf を利用するコマンドでも同じ結果を得られます。

$ gconftool-2 --type=string --set /apps/compiz/plugins/decoration/allscreens/options/shadow_match "!(class=Gnome-panel & title=カレンダ)"

元に戻すときは、

$ gconftool-2 --type=string --set /apps/compiz/plugins/decoration/allscreens/options/shadow_match "any"

あと、話は変わって Gnome-Shell の方を Beta 上でちょっと試してみたんですが、Compiz が動く環境であることを前提として、

$ sudo apt-get install gnome-shell

でインストールして、「外観の設定」>「視覚効果」を無効にして Compiz を切った上で、Alt + F2 キーの「アプリケーションの実行」ダイアログから以下を実行させるだけで大丈夫でした。

gnome-shell --replace

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遅ればせながら Ubuntu Magazine Japan 購入

ようやくアスキー刊行の「Ubuntu Magazine Japan」を購入しました。

おまけのステッカーが素晴らしい。9.10 karmic に合わせたような白地の Ubuntu マークも付いてるところがポイント高し。

で、内容なんですけど、Ubuntu をインストールして一通り使ってみた初心者にはピッタリな感じがしました。

マニュアルを読まないタイプで、基本をしっかり押さえず場当たり的に対処してる自分には、Q&A や基本用語集はツボ。

野良ビルドのパッケージの危険性が以前の別冊アスキー同様きちんと警告されてますが、この辺りギクッときて毎回自分は耳が痛い…

しかしながら、個人的に知った喜びを一番感じたのは OS の Ubuntu に関することよりも、瀬戸の Ubuntu という名のベーグル屋さんの店名の由来!

ページをめくって記事を目にしたときは、驚いて椅子からひっくり返りそうになりました…

お店の人は残念ながら Ubuntu OS を使用されてないとのことですが、以前に気になったことが解明されてスッキリ。

次号はひょっとして、ウブントゥ託児所?

ところで、話は全く変わるんですが、先日開催された X Developers’ Conference 2009 で、X server/Xorg を6ヶ月サイクルで定期リリースする方針が合意された模様。

http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=NzU3Ng

マルチポインターX が実装された X server 1.7/Xorg 7.5 は、リリースが遅れたために残念ながら karmic での導入は見送られましたが、オープンソース・プロジェクトのリリースに関してシャトルワース氏が唱える形態が徐々に創られつつある感じ?

Ubuntu 関連雑誌も定期刊行されるようになるといいですねぇ。

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