ちょっと Nouveau gallium3d や Compiz 0.9.x

Ubuntu 10.04 lucid 正式リリースまでもう2週間未満。

リリースされたらシステムを入れ直すつもりですから、色々試すなら今のうちかなと思い、Nvidia 用オープンソース版ドライバである nouveau の3Dサポートや Compiz の最新開発版を導入してみました。

まず最初は nouveau の3Dサポートから。

Ubuntu lucid の標準の状態では、nouveau の3Dサポートはなく、したがってデスクトップの視覚効果は利用できません。

一方、Fedora13 では nouveau の3Dサポートは開発途上であるとしながらも対応を謳っています。

標準で3Dサポートが有効なのか、もしくはユーザー自身がオプション的に用意されたパッケージを後からインストするのか、どういう形式になっているのかは実際に試してないのでわからないんですが。

いずれにせよ、nouveau に関わるコンポーネントを開発元の最新版に近づければ Ubuntu でも Compiz が利用できそうです。

nouveau では未だ vdpau が利用できないなど、Nvidia 純正のバイナリドライバに追いついていない面が色々あるようですが、Compiz がスムースに動けば十分だと個人的に思ったので、Ubuntu開発のためにXサーバやドライバなどの最新版を検証試験している xorg-edgers の PPA から各種パッケージを導入しました。
https://launchpad.net/~xorg-edgers/+archive/ppa
(vdpau 未対応でもゴニョゴニョしたプレイヤーを使用すれば動画再生支援は効くみたい?HD Playback with Nouveau without VDPAU

xorg-edges PPA で提供する nouveau ドライバは、カーネル 2.6.34 以降が必要とのこと。

2.6.34 カーネルについても xorg-edgers PPA で提供されてます。

なお、同PPA から ppa-purge というパッケージもインストールすれば、sudo ppa-purge xorg-edgers コマンドを使用して、同PPAから導入した全てのパッケージを公式リポジトリ提供のバージョンのパッケージに一発で戻せます。

あと、lucid で Nvidia のバイナリドライバをすでに使用してる人が nouveau を使用するには xorg.conf を削除しておくとか、xorg-edgers PPA の xserver-xorg-video-nouveau

パッケージによって /etc/modprobe.d/ に blacklist-kernel-nouveau.conf みたいなファイルがインストールされるので、xorg-edgers PPA からのパッケージを削除して全て元のバージョンに戻した際は、このファイルも忘れずに削除しないと、とか色々細かいことはありますが、この辺りは省略。

結果はというと、Compiz が軽快に動作。キューブ回転時に3Dウィンドウの描画が変だったりとか、ちょっとおかしな点はありますが。
glxgears などのウィンドウの移動は正常にリダイレクトされます。Cairo-Dock もオーケー。

ただ、グラフィックカードのファンは100%の速度で回転したまま。自分のデスクトップでは、システムをシャットダウンすると Plymouth の画面が表示されたままで電源が完全に切れません…

また、Phoronix サイトが3Dサポートの nouveau と Nvidia のバイナリドライバを使用した時のパフォーマンスや消費電力を比較する実験を行ってますが、現段階ではその両面において nouveau はバイナリドライバに及ばないようで、ION プラットフォームのモバイル機器などを考えると特に消費電力に関しては残念としています。

nouveau でカーネル・モード設定が利用できることにメリットを感じる人など以外は、Nvidia のバイナリドライバを利用しつつ、オープンソースドライバの開発の進展をもう少し待った方が現段階では良いかなと個人的に思いました。

最後に Compiz の最新開発版 0.9.x。

導入の仕方の手順は公式サイトで説明されています。
Building and Compiling Compiz 0.9.x

まず Ubuntu lucid にプリインストールされている compiz 関係のパッケージをすべて削除。

ソースのダウンロードなどのために git-core をあらかじめ導入しておくほか、ビルドのために cmake や libboost-dev および説明にあるリンク先で示されている依存関係のパッケージをインストール。

後は説明の手順通り。

自分は /usr/local 下にインストールするようにしましたが。

さて、準備が終わっていざ起動させてみると…今までとほとんど変わらない Compiz でした。

早くリリースされて、新しいプラグインの開発が始まるといいですね。

あと、キューブ回転のときの回転対象から指定ウィンドウだけ除外できる(昔の投稿にも載せた下のスクショでは Cairo-Dock と時計ウィジェットおよびシステムトレイが回転せずそのまま)っていう Static プラグインが自分はお気に入りなんで、0.9 系向けに移植願いたいなぁ。

http://efaref.net/compiz/plugins/static.html

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