Archive for 8月, 2010

今どうなってるの xorg.conf.d

Xサーバ 1.8以降(またはUbuntu lucid の Xサーバ 1.7+)の設定、特にホットプラグを利用したいデバイスのドライバの場合は xorg.conf.d ディレクトリに設定を放り込んだ方がいいらしい、ということを以前の投稿で書いたことがあります。

Xサーバ1.8 → 1.7 バックポート: udevルール直書きから xorg.conf.d へ?

Ubuntu lucid に xorg.conf.d/InputClass 入る

しかし、ディストリビューションがユーザーのために用意した標準の設定(Ubuntu lucid で言えば /usr/lib/X11/xorg.conf.d ディレクトリ下にあるファイル)を直接いじるのは、ファイルのバックアップを一応取っておいたとしても、できるだけしたくはないなぁと思ったりします。

だもんで、Ubuntu lucid 正式リリース後まもなく、 /etc/X11/xorg.conf ディレクトリを自分で作って Wacom タブレット用の個人的な設定オプションを記述したファイルをそこに置いてみたことがあるんですが、ファイルを置いてシステムを再起動させたとたん、/usr/lib/X11/xorg.conf.d の方にある全部の設定ファイルが読み込まれなくなるという恐ろしい現象に見舞われたことがありました…

しかし、Debian ではXサーバ 1.7.6.901時点で問題解決済みらしいんですよ。

http://bugs.debian.org/cgi-bin/bugreport.cgi?bug=577769#32

Thanks to Timo, in 1.7.6.901 we have system snippets in
/usr/share/X11/xorg.conf.d/, which can be supplemented/overridden by
/etc/X11/xorg.conf.d/ and /etc/X11/xorg.conf.  Closing this bug, thanks
for your report.

Debian では当初の /usr/lib/X11/xorg.conf.d から /usr/share/X11/xorg.conf.d に移したんですかね。

で、個人の設定ファイルは /etc/X11/xorg.conf.d に置くか、ホットプラグが効かなくてもかまわないと思うデバイスなら従来の /etc/X11/xorg.conf にオプションを記述すれば、デフォルトの設定を補完したり、個人の設定の方を優先適用したりすると。

翻って、Ubuntu の方ではどうなのか。

lucid だとたぶんこの修正は入ってないし、もう入らないんじゃないかと思うんですよね。

じゃあ、Xサーバ 1.8系になってる 10.10 maverick はどうなのよと、今見てみたら、/usr/share/X11/xorg.conf.d に設定ファイルが来てました。

なので、maverick では Debian と同じようにいけるかなと。

実際にはまだ試してないですが。

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Ubuntu 10.04 lucid 向け Wacom ドライバ ppa

Wacom bamboo pen&touch タブレット、現在ほとんど放置状態。

もちろん linuxwacom のカーネルモジュールをコンパイルしてインストールすればXサーバ1.7採用の Ubuntu lucid でもペンが問題なく、例えば Gimp などで使えるんですが、カーネルにアップデートが来る度にモジュールをコンパイし直してやる必要があって面倒デス。

と思っていたら、Ubuntu lucid 向けに dkms 対応の linuxwacom カーネルモジュールパッケージを提供してくれる ppa があるそう。

Install the Wacom Bamboo driver in Ubuntu 10.04 (Lucid Lynx) using PPAs

ありがたや、ありがたや (-人-)

sudo apt-add-repository ppa:doctormo/wacom-plus
sudo apt-get update
sudo apt-get install wacom-dkms xserver–xorg-input-wacom

ついでに今回、コマンドラインの設定ツール xsetwacom のGUIフロントエンド Wacom Control Panel の ver. 1.16 を試してみたんですが、うーん、自分の環境では bamboo pen&touch の設定を完全にはできない感じです。

Wacom Control Panel

もう少し色々調べてみようかと思うんですが、取っ掛かりとして Linux Wacom Project の xsetwacom 解説ページを参照、ついでに下手な日本語訳。 xsetwacom ページ

ところで、lucid からアップグレードした自分の Ubuntu 10.10 maverick alpha3 に bamboo touch&pen を差してみたんですが、そのままだと動作せず、lucid と同じような感じです…

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Kindle キャンセル しかし…

実は結局 Kindle3 の注文をキャンセルしてしまいました。

電子書籍の他に PDF も閲覧したいなぁ、でも iPad じゃ重すぎるなぁ、と思ったのが注文した理由だったんですが、Kindle3 は画面は小さいし、PDFリーダー機能はあくまでおまけでしかないみたいだし、ということで。

Netwalker2 の画面をもっと大きくして、かつ Pixel Qi のようなディスプレイパネル採用で、そして iPad より軽ければ自分にとっては最高のマシンになるんですが。

Maker Shedの新製品:Pixel Qi液晶パネル

ネットブックの通常の液晶パネルを Pixel Qi に取り替えて Ubuntu ネットブック版で試してる動画。

屋外で Pixel Qi パネルのバックライトをオフ。

次の動画では屋内でバックライトをオンにした状態とオフの状態を両方試してます。

でもネットブックは重量が1kgを超えてることと、何よりタブレット型じゃないところが個人的にネック。

今のところ自分が気になるのは、対応OS に Ubuntu の名も載ってる台湾ベンチャー InnoversalPixel Qi パネル採用 lattice タブレットなんですが、本当に発売になるのか非常に疑わしい状態…

http://www.innoversal.com.tw/en-us/products/lattice.aspx

もう一つ気になるタブレットがインドのベンチャー Notion Ink からの Adam。こちらも Pixel Qi パネル採用。

http://www.notionink.in/

重量は結構あるけれど、それ以外は iPad より自分の好み。ただ、こっちも本当に発売になるか、かなり怪しい…

はぁ…

すでに中国からはボコボコと Android パッドが出てますが、重量は iPad より軽いようでいいんですけど、ディスプレイは普通の液晶だし、搭載 CPU とか、いやそれ以前に作り全体のクオリティが…

うーん、もう後は東芝の Android タブレットのリーク情報が本当であること、液晶パネルは普通だろうけど iPad よりは軽いこと、Androidのバージョンは当然の 2.2 くらいを期待するしかないですかなぁ。

東芝がAndroidタブレットを準備中、HDMI端子付き・Tegra 2採用?

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Kindle3 ライト付きカバー Σ( ̄□ ̄

あと数日で Amazon の電子書籍リーダー Kindle の第三世代機が発売になりますが、自分が予約注文したのは遅いので、まだキャンセル可能な状態。

Sony Reader の新型とか、Sharp の新しい書籍リーダーとか、早く詳細な情報出してくれないでしょうか…

他も気になってしょうがない。

優柔不断でダメですねぇ。

優柔不断なものだから、やっぱりカバーも一緒に注文しとけば良かったかなと、Kindle3用のカバーの商品説明ページを今頃になって眺めたりするんですが、あらためて気になったのは専用のライト付きカバー。

Kindle Lighted Leather Cover :

http://www.amazon.com/gp/product/B003DZ165W/

ライトの電源はKindle3本体からということは把握してたんですが、よくよく説明を読むと、カバー側に付いているKindle固定用のヒンジ金具が電気を通すようになっている、と書かれている。

なぬ!?

ということは、当然そのためにKindle3本体側の金具を引っ掛けるための穴は内蔵バッテリーから外部へ電気を通すようになっているわけで、ローテクだけれどもよく考えたなぁと、本体の説明文より、カバーの説明文の方で驚いちゃいました。^^;

Kindle 抜かりないなぁと、妙なところで感心。

追記(12月20日):このライト付き純正カバー、Kindleのフリーズを起こす原因になってるようで、不具合があるユーザーに対し交換や返品に応じるそうです。

http://www.engadget.com/2010/12/19/amazon-offers-refunds-or-replacements-for-problem-causing-kindle/

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気になる Ubuntu マルチタッチインターフェイス

英Canonicalがマルチタッチインターフェイス「uTouch 1.0」を公開、Ubuntu 10.10に搭載

Multi-touch Support Lands in Maverick

記事を最初に読んだとき、末端ユーザーでド素人な自分には正直今いちピンときませんでした。

過去にマルチタッチについて調べてブログに書いたことがありますが、これらとどういう関係になるのかがわからない。

Linux マルチタッチ

Linux マルチタッチ#2 真のマルチタッチとは

uTouch 担当者のこちらの投稿を読むと、マルチタッチ・サポートとジェスチャー・サポートは区別して認識すべきみたい。

X Gesture Extension Introduction

We see multitouch and gesture support as two separate pieces, with the
latter depending on the former.

そこで冒頭のリンク先の記事を改めて読むと、Canonical がジェスチャー認識エンジン(utouch-grail)と、ジェスチャーAPI(utouch-geis)を発表したとあります。

自分の過去の投稿にあるのはジェスチャー認識が含まれないローレベルのマルチタッチの話であって、そのマルチタッチ・サポートで得たデータを具体的にどの様に扱うのかを担うジェスチャー・サポートが追加されて初めて、一般ユーザーが口にする意味でのマルチタッチが利用可能になるっていう理解でよいでしょうか。

そこで思い出したのが、4月頃 Wacom タブレットの Linux用ドライバの開発メーリングリストで Redhat の Peter Hutterer さんがしてた話。

Re: [PATCH] xf86-input-wacom: Add two finger gestures for Bamboo with touch

タイトルで分かるように、タッチ機能付きの Wacom タブレット向けに2本指でのジェスチャー認識機能を wacom ドライバに追加するパッチの件。

Hutterer さんはジェスチャーをドライバ側に組み込むことに理由を挙げて反対してますが、ジェスチャー・サポートがない現状を考慮し、サポートが実装されるまでの一時的な処置として仕方なく承認しています。

なので今回の件は、最後のパズルを埋める作業がようやく始まろうとしている、ということなのかもしれません。

ただ、uTouch 担当者に対する Hutterer さんの返答をちょっと読んだだけでも、ジェスチャー認識ってかなり複雑そうな印象…

http://lists.x.org/archives/xorg-devel/2010-August/012078.html

Ubuntuのマルチタッチの情報の入り口はこちらのページが一番か。

https://wiki.ubuntu.com/Multitouch

uTouch の構成図

https://wiki.ubuntu.com/Multitouch/uTouchArchitecture

自分はただ開発が順調に進むよう祈るだけです。 (^人^)

追記:既存のアプリそのままでも基本的な動作はできることを示すデモ動画が来てますね。

Supporting Multi-Touch In Non-Multi-Touch Linux Apps

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知らない間に飛行船遊覧が終わってた…

自分は東京スカイツリーの有料展望台に何回か登って景色を一望するくらいなら、1回の飛行船遊覧の方が1000倍いい、と常々思っておりました。

ところが、なんと!

飛行船の運営会社が破産してとっくにサービス終了してたらしいです…大ショック…

今頃になって知りました…1度乗って見たかった…

日本飛行船破産で「ツェッペリンNT」解体…でも明るい前途が?

記事を読んだんですが(料金もこの記事で初めて知りました。結構なお値段(^^;)、全然前途は明るくないです。日本で飛ばなきゃ意味ないじゃん…

以前は人の頭の上をウザイくらい飛んでたんですけどねぇ。

大分前に江戸東京博物館に行ったとき飛行船を見かけて、広告に何て書いてあるのかわからなかったんで、デジカメでズームしてみれば読めるかも、と試したついでに撮ったのがこの写真です。

思うに、飛行船を運用できるドイツの前途は明るいですね…

江戸東京博物館にしても、無駄なコンクリートスペースが有りすぎるので、屋根や壁面の緑化、ビオトープの設置など進めて欲すぃ。

追記:そういえば、自分がまだ小さい頃飼ってた犬が供養された回向院に昨年寄ろうとした時、ユダヤ教の帽子をした人、たぶんイスラエルからの観光の人に「fireworks の museum はどこですか?」って訪ねられたことがありました。

そんな存在自体を知らなかったので、両国橋そばの交番に一緒に行って訊いたら、なんと回向院入り口の隣のビルにあるというじゃありませんか!知らんかった…

看板は視界に入ってたかもしれないんですけど、全く認知してませんでした… 回向院そばからわざわざ交番まで連れ回してゴメンね、あのときの人。

http://sumidagawa-hanabi.com/shiryokan.html

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