Wacom のLinux対応に希望。 いいかもそれで!

以前、酔っ払いながら Wacom について少々ひどいことを書いてしまいましたが、どうやらこれにはかなりの誤解が含まれていたようなので、まずWacom さんに謝らないといけません。申し訳ない。

Wacom の Linux 対応に失望。いいのかそれで!

何が誤解だったのかというと、メーカーとしての Wacom の Linux への対応。

Redhat の Peter Hutterer さんのブログでの説明によると、linuxwacom プロジェクトの中心人物である Ping Cheng 氏は Wacom の被雇用者であるとのこと。

Wacom はプロジェクトに協力的で、その貢献は貴重である、と最後に締めくくられています。そうだったんですか…

Wacom support in Linux

ところで、上のリンク先では Linux の Wacomドライバの現状と今後についてが説明されています。

この様な解説は自分のような超末端ユーザーにとってもありがたいんですが、Hutterer さんがこのタイミングでこのような投稿をした一番の理由は、有名サイト Linux.com のチュートリアル記事でとんでもない一文を見てしまったからみたい。

http://www.linux.com/learn/tutorials/347367-using-a-bamboo-tablet-with-ubuntu-1004

自分もBamboo P&Tを動かすにあたって最初のうちはカーネルドライバとXドライバの区別がついてなかったわけなんですが、これは… Hutterer さんがヤバイと思ったのも納得 ^^;

ただ、10年近く Linux 関連記事を書いてる人も迷うくらいですから、冗談抜きで、現状が改善することを一般ユーザーとしても望みたいところ。

Hutterer さんによると、linuxwacom プロジェクトの成果がようやく Henrik Rydberg 氏などによってカーネルに入りつつあるみたい。

(ただ、Ubuntu Maverick には間に合わないかと。その場合、wacom bamboo p&t を使用するには lucid と同様、カーネルモジュールを別途インストールしないといけない。)

カーネルの MT プロトコルを利用するマルチタッチ対応も来そうです。

wacom: Initial support for Bamboo

追記:Ubuntu maverick のカーネルにこんなパッチが適用されてます。Wacom Bamboo Touch というトラックパッド機能のみの製品はイケるのかも?

[APPLIED] Re: [PATCH] input: mt: Add support for the Bamboo Touch trackpad

追記#2:カーネルの MT プロトコルを利用するマルチタッチ対応も来そうというより、MTプロトコルを利用するように調整しないと、linuxwacom のカーネルモジュールのBambooシリーズに関わる部分のコードを Linux カーネルに取り込んでもらえない状況だったようです。

http://old.nabble.com/Wacom-Bamboo-Fun%3A-Pen-Touch-problem-to29455232.html

Wacom Bamboo Touch(CTT-460)を MTプロトコル対応にするパッチが本家 kernel.org に投げられてて、その様子を見ながら他のBambooシリーズへの対応に取り掛かるみたいなので、何もしなくても Bamboo Pen & Touch がすぐに使える状況になるには、もう少し時間がかかりそう。Wacom側を代表する Ping Cheng 氏とMTプロトコル側の人のやり取りはなかなか面白い。^^  Wacom based devices and the mt kernel protocol. 一般ユーザーの立場からすると、Ubuntu Magazine Japan の動かし隊で丸印が並びまくることを望みますよ Cheng さん。

Hutterer さんは Wacom のプロジェクトに対するサポートを褒めつつも、Wacomのカーネルドライバの開発がまず Linux のカーネルメーリングリスト外で行われるのはなんとかしたいなぁと。

この辺りの原因の大部分は「Wacom’s commitment to its customers」?にあるらしい。

あと、タブレットの設定は今のところコマンドラインツールの xsetwacom を使うのが標準なんだけれど、Bastien という人が Gnome設定ユーティリティを製作するそう。

製作にあたり、Gnome設定ユーティリティの UI の方を設計してくれる人を絶賛募集中なので、我こそはと思う人は Hutterer 氏に連絡を、だそうで。

きっと Fedora が真っ先にこのGUIツールを載せてくるんでしょう。

前回投稿にも書いたように自分は手始めに xsetwacom のオプションを xorg.conf に記述してみました。

タッチをオフにしたり、座標モードを変更したり、右利き左利きに合わせて向きを変えるなど、一部のオプションはタブレット全体に適用されます。

しかし、xorg.conf や xorg.conf.d/xxx.conf ファイルを通じた場合、Wacom タブレットのようにペンや消しゴム、タブレット本体のファンクションキーなど複数のツールがあるデバイスでは、個別のツールだけに割り当てる細かな設定はできないみたい。

なので、xsetwacom コマンドを記述したスクリプトファイルを用意して、ログイン時に自動実行させたり、タブレット接続直後に手動で実行させたりするのが現状では一番良いようです。

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