気になる Ubuntu マルチタッチインターフェイス #3

Apple MacOSX の新バージョン「Lion」が予告されましたが、

Mac OS X 10.7 Lion新機能速攻まとめ!(動画あり)

フルスクリーンモード&モーダルコンピューティング、そのための「ミッションコントロール」で、デスクトップにも本格的なマルチタッチ・ジェスチャーですか。

新MacBookでタッチスクリーンを採用しなかったのは垂直の画面だと腕が疲れるからだそうですが、前回取り上げた Peter Hutterer さんのブログ投稿でも、フランスの航空学校(École Nationale de l’Aviation Civile)の研究所が同様の理由でタッチ操作のみだった航空交通管制訓練用のシステムを Wacom のペンタブ Cintiq に切り替えた話が載っています。

タッチ操作はもっぱらコンテンツの消費向けで、コンテンツの本格的な作成はまだまだ従来型の入力デバイスに依存とか。

とはいっても、来年以降は各社からタブレットがどっと出そうですし、キーボードがオプション扱いの製品で一般的な家電量販店の売り場が占められる日は案外近いかも。

Linux に話移すと、マルチタッチ対応に一番熱心なのは Meego なんではないかと勝手に思ってます。

Nokia のスマートフォンがからんでますし、対応アプリを書くための QT ツールキットの開発にも一層力を入れるみたい。

Nokia 全モバイル製品のユーザーインターフェイス層は Qt で統一。The Qt Future – Mobile on Nokia

もっぱらモバイル向けのようですが Getting in touch with Qt Quick: Gestures and QML

リサーチ用リポジトリ

一方 Ubuntu の方では、ツールキットやアプリケーション向けの、プラットフォームに依存しないライブラリ uTouch-GEIS の開発が進められてますが、これに対応するツールキットやアプリが欲しい。

QT は組み込み機器にも利用されており、開発ツールやドキュメントが整備されているらしいんで、マルチタッチ以外の面も含めて Ubuntu側は QT へのアプローチを進めそうな気配。

Ubuntu and Qt

どうやら QT 側でも QT から GEIS API が利用できるようにすることに興味があるそうで、今度の Ubuntu開発者会議では両者が顔を合わせるみたいです。

ユーザーの不明瞭な入力操作に対して確率的決定を行う統一的なフレームワークの研究をしてるカーネギーメロン大の人も今年の会議に呼んで、将来的に uTouch に反映させたいとか。

Probabilistic Input for uTouch

ついでに Compiz に関して、 0.9.4 辺りで MPX と uTouch を通じてマルチインプットとマルチタッチに対応させたいとの Sam君による宣言が。

追記:Ubuntu 11.04 では Gnome-Shell の採用を見送って、デスクトップ版にも Unity を持ち込むらしいんですが、現在のネットブック版の Mutter をベースにした Unity のパフォーマンスは評判悪いようで、Compizベースへの移植の試みがあるようです。

追記#2:Unity 開発担当が Compiz をバックアップ、Sam君も Canonical に雇われて Compiz の開発を加速させる模様。

急展開ですね…

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