Archive for beer

米と麦

今年は震災の年だけれど、個人的には祖父が他界した年。

とうとう自分の祖父母が全員いなくなってしまったので少し寂しい。

数日前、祖父の墓がある寺の近くの酒屋に寄ったら、店の親父さんが今年の新酒を試飲させてくれた。

なかでも気に入ったのは、震災で酒蔵から私財から何もかも津波で流され壊滅的被害にあったという岩手県大槌町赤武酒造さんが他の醸造所を借りて復活させたという「浜娘」。

後から来る旨みがすごいじゃなイカ!!

赤武酒造、復興計画始動!

今日が正式発売日ということで、その酒屋にて購入。

飲んだら、映画「おくりびと」で、俳優の山崎努がフグの白子を食べるシーンが思い起こされた。

「死ぬ気にならなきゃ、食うしかない。」「食うなら、うまい方がいい。」「うまいんだよなぁ。困ったことに。」

祖父との最後の旅行は昨年行った福島で、最後に一緒に酒を飲んだのも、その旅行で立ち寄ったアンナガーデンというところで醸造されてる福島路ビールを飲んだのが最後。

というわけで、これも開栓。

福島路ビールの「米麦酒」

福島の米と酵母を使用したビール。

機会があったら、藤原敏史監督のドキュメンタリー映画「No Man’s Zone 無人地帯」を観てみようかと思う。

近所のフランス人学校の子たちは今日も元気に登校してる様子。科学的姿勢。

フランス繋がりでいうと、Cairo-Dock の開発版はGTK3にポートされたらしい。でもGTK2でもビルド可能だよと。

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祝シャープ電子書籍端末発表、ガラパゴス・ビールで乾杯!

今月の初め、まだ暑さが厳しいなか、ペットボトルのお茶を飲みながら歩いてますと、かなり体重を召した黒地のTシャツ姿のおば様が自分の前に。

進む方向が一緒なので、そのおば様の背中を目にしながら歩いてると、そこにはTシャツがお肉でぱつんぱつんなためおもいきり横に引き伸ばされた金色の大きな文字、

GORGEOUS

ところで先日、シャープさんがOSにアンドロイド採用の電子書籍端末「GALAPAGOS」を発表しましたね。

発表ニュースを映し出した自分のノートPCは無事のようです。

飲み物を口に含んでいるとき油断してはいけないなぁ、と思わせる出来事が続きました。

そして今は、日本で独自進化を続けている擬似ビールを飲みながらこれを書いております。

いわゆる第3のビールの新製品「アサヒくつろぎ仕込」、ドイツのヴァイツェンビールに特徴的な香り成分4AGを独自醸造技術で麦から引き出すことに成功したとのこと。

そんな地点にまで到達してしまったのかという思いで、つい試しに買ってしまいましたよ。スーパーには銀河高原ビールも置かれてたんですが。

がんばる方向がおもいっきり間違ってるような気がするんですよねぇ。

ロビー活動に力を入れて、アルコール度数に応じた課税、一方で欧州のワイン生産国が自国ワインを保護してるように国産の品質の高い日本酒や焼酎は税率を低く保つとかを実現させたほうがいいんじゃないかなぁ。

でも、メーカーに怒ってばかりでもしょうがないですな。

ビールを愛飲する人たち自身が今の事態をはずかしく思い、酒税の税率の問題に対して声をあげていかないと。

ひいては、最終的なターゲット、個人による酒の醸造を事実上禁止している税法の改正にまで持っていかなきゃ。

(こんな法律が国内にありながら海外で商売するのって、キリンやアサヒの人たちにとっても恥ずかしいと思うのですが。)

しかし、そんな擬似ビールのなかでも、アルコールゼロのものに関しては存在意義があると思ってます。

特に、しじみ900個分の回復系アミノ酸オルニチン配合、「キリン 休む日のAlc.0.00%」!

発泡酒 → 第3のビール で、完全にビールではなくなり、さらにアルコールゼロで酒ですらなくなって、そしてとうとう!休肝日に飲む健康飲料に…ああぁ(遠い目…)

色々言いたいことはありますが、ここまで来れば立派なものです。

シャープさんの「GALAPAGOS」には、端末デバイスにおける「キリン 休む日のAlc.0.00%」を目指してもらいたい。

それって具体的にどんなもの?と問われたら返答に困るけれど。

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知らない間に飛行船遊覧が終わってた…

自分は東京スカイツリーの有料展望台に何回か登って景色を一望するくらいなら、1回の飛行船遊覧の方が1000倍いい、と常々思っておりました。

ところが、なんと!

飛行船の運営会社が破産してとっくにサービス終了してたらしいです…大ショック…

今頃になって知りました…1度乗って見たかった…

日本飛行船破産で「ツェッペリンNT」解体…でも明るい前途が?

記事を読んだんですが(料金もこの記事で初めて知りました。結構なお値段(^^;)、全然前途は明るくないです。日本で飛ばなきゃ意味ないじゃん…

以前は人の頭の上をウザイくらい飛んでたんですけどねぇ。

大分前に江戸東京博物館に行ったとき飛行船を見かけて、広告に何て書いてあるのかわからなかったんで、デジカメでズームしてみれば読めるかも、と試したついでに撮ったのがこの写真です。

思うに、飛行船を運用できるドイツの前途は明るいですね…

江戸東京博物館にしても、無駄なコンクリートスペースが有りすぎるので、屋根や壁面の緑化、ビオトープの設置など進めて欲すぃ。

追記:そういえば、自分がまだ小さい頃飼ってた犬が供養された回向院に昨年寄ろうとした時、ユダヤ教の帽子をした人、たぶんイスラエルからの観光の人に「fireworks の museum はどこですか?」って訪ねられたことがありました。

そんな存在自体を知らなかったので、両国橋そばの交番に一緒に行って訊いたら、なんと回向院入り口の隣のビルにあるというじゃありませんか!知らんかった…

看板は視界に入ってたかもしれないんですけど、全く認知してませんでした… 回向院そばからわざわざ交番まで連れ回してゴメンね、あのときの人。

http://sumidagawa-hanabi.com/shiryokan.html

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Zeitgeist – 君は時の涙を見る

スコットランドの Zeitgeist という黒ラガービールを飲みながら、Zeitgeist フレームワークを試してみたことをダラダラと。

そもそも Zeitgeit はドイツ語の言葉で「時代精神」みたいな意味だとか。

例えば Google も、1年間で最も多く検索されたキーワードを通じてその年の世相を映し出そうという試みを Zeitgeist と称して行ってますね。

http://www.google.com/intl/ja/press/zeitgeist2009/index.html

今飲んでいるビールのラベルはアートスクールの学生がデザインしたらしいんですが、これは人々が権力当局に従順であるが故の現代社会の快適性を意味してるんだと、兵隊が一列に並び仮面や制服でアイデンティティを抑制しているイメージを羊の仮面とその下に隠れた個性を示す身体の形で表現しようとしたんだと、映画でいうとメトロポリスや 1984 などに影響受けたんだと、まぁ、そういうことだそうです。

http://www.zeitgeistbeer.com/

Zeitgeist

現代をこの様に表現することに代表されるような中二魂は、遠い昔の過去から不変に存在し続けたし、はるか先の未来まで不滅であることでしょう。

健康的な飲み会より、みうらじゅん的な意味での”不安プレイ”な飲み会のビールに適してるかもしれません。

いや、そんなことより、 Zeitgeist フレームワークってのは何なのよ?というわけで話をそちらに移しますと、

http://zeitgeist-project.com/

プロジェクトの公式サイトの説明では、ユーザーの活動やイベント、開いたファイルや訪れたサイト、メッセンジャーの会話等のログを取るサービスである、とあります。

Zeitgeist の Zeit というのは「時代」の他に「時間」という意味があり、Geist にはポルターガイストという言葉が示すとおり「霊」という意味もあるようです。

ユーザーが直接操作したりしない、システムのバックグラウンドで働くサービスは「デーモン」と呼ばれたりするんで、こちらの Zeitgeist は時間を軸にした記録を裏方で取る霊という意味も込められてるのかもしれません。

まだまだ開発途上のようではありますが、最も基本的なフロントエンドとして Gnome-Activity-Jounal なるものが用意されております。

これは Zeitgeist の最新リリース版でないと動かないようです。

現在 Ubuntu 9.10 Karmic の公式リポジトリに入っている Zeitgeist のバージョンは古いようなので、Zeitgeist の PPA を追加してやるのが現時点での一番簡単な導入方法でしょう。

同 PPA では Gnome-Activity-Journal のパッケージも提供しているのでまとめて一気にインストールできます。

Install Gnome Activity Journal And Zeitgeist From A PPA [Ubuntu]

インストール方法は上のリンク先に書いてあるんですが、karmic の場合は端末から、

sudo add-apt-repository ppa:zeitgeist/ppa
sudo apt-get update && sudo apt-get install zeitgeist gnome-activity-journal

アプリケーション → アクセサリ → Gnome-Acivity-Journal を開くと、曜日ごとに使用したファイルの履歴が表示されます。

Zeitgeist はこの Gnome-Activity-Jounal の他に、独学Linuxさんで紹介されている Docky というドックアプリでもサポートされています。

独自プロジェクトに分離したGnomeDoのDocky《Ubuntu 9.10対応》

Docky 初めて試したんですが、使いやすくていいです。設定も非常にわかりやすい。

特に某ドックと比較すると ^^

で、自分が試したのは開発版の方の PPA に上がってたものなんですが、Docky のヘルパーに Zeitgeist IntegrationZeitgeist Journal というものがありまして、Zeitgeist の最新版が導入済みの場合、それらヘルパーを有効にすると、ランチャーの右クリックメニューにそのランチャーで起動されるアプリで最も多く使用したドキュメントの一覧や、 ドキュメントの履歴全体を閲覧するウィンドウを開く Journal という項目が追加されます。

ようするに、Win7 のジャンプリスト風機能が実現してるわけで、素晴らしい…

現段階で Zeitgeist を簡単に試せるのはこのくらいかと思うんですが、他にもドキュメントを開いたり、閉じたり、フォーカスした時間や、ドキュメント/アプリから他のどのドキュメント/アプリにフォーカスが移ったかといった情報もするようですし、以前の投稿で書いたように Gnome-Shell との連携も視野に入っているようです。

Empathy の Telepathy プロトコルを開発した会社は Telepathy を使ってそうした Zeitgeist イベントをチームで共有しワークフロー管理ができるようにする Teamgeist という取り組みを始めてたり。

以前の Ubuntu で一時プリインストールアプリになった Tracker とも連携。

libchamplain を利用してGPSと連動し「アムステルダムからプラハに移動した際にどんな作業をしていた?」といったような検索を可能にするロケーション監視機能などなど。

GeoClue and libchamplain: The location-aware desktop

http://projects.gnome.org/libchamplain/

順調に開発が進んで欲しいですね。

で、いきなり話を戻して、最初の方で紹介したビールなんですが、味としてはまぁまぁだれど、訴求力はあまりないかも。

これなら、キリンの一番絞りスタウト辺りでよくない?なんて思っちゃうでしょう、たぶん。値段的にも。

しかし!

エールの伝統がある彼の国であっても大手メーカーの薄いラガーが幅を効かせる昨今のアンチテーゼとして小規模メーカーが作った古典的黒ラガーが Zeitgeist であるのに対し、こちらの国の一番絞りスタウトとやらは、法律的に寡占的地位が保護された大手メーカーが、黒ラガーをスタウトと称して販売し、しかも戦前からずっと生産販売していた元々の下面発酵のスタウトを一昨年終売させるに至った、あまりにも黒すぎる背景を持っている!!

元々のスタウトが終売になるうわさを聞いて、慌てて明治屋に買いに走ったことが思い出される! T_T

Zeitgeist は妄想を掻き立てる観念的なビールでした。

一番絞りスタウトにアイスクリームを落としたアイスフロート、結構いけます。

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R.I.P 2 Michael Jacksons

これで世界は2人の偉大なマイケル・ジャクソンを失ってしまいました。

1人はもちろん歌手のマイケル・ジャクソン。とはいっても全盛期のリアルタイム世代ではないし、周りでも関心薄いです。

自分も奇行がニュースになる人としか思ってなかったんですよね。なんかセンスもズレてるし。

でも、ラジオなどで偶然に近年の作品の中にいくつか良い曲があることを発見して驚いてしまったわけです。

それに、ヒップホップ聴いててもバックトラックのサンプリングネタの方がつい気になってしまう草食系男子なんで 、マイケルの昔の曲に突き当たるわけです。

で、これが非常に良いので腰を抜かすくらい驚きました。ほんとまさにポップスター。心のなかでマイケルに謝まるとともに、食わず嫌いを反省しましたよ。

とはいいつつ、未だ「スリラー」以降の作品きちんとチェックしていませんけど。

そんな自分が言うのもなんですが、今までマイケルの曲をまともに聴いたことない人や、マイケル=「スリラー」の人も昔の曲をぜひ聴いてもらいたいです。

なんというか、こうしてみると先入観とのギャップが原因で、自分は一種のストックホルム症候群に陥ったのかも。

そして一昨年に亡くなったもう1人のマイケル・ジャクソン。

Beer Hunter の異名を持つ世界的なビール評論家なんですが・・・、名前を知ってる人は彼の本も読んでるけど、知らない人は全然知らないって感じでしょうか。

自分も彼の著作を読んだことがあっただけですけど、歌手のマイケルの場合と同様に、自分が持ってたビールに対する先入観が改められました。

本日は今年最高の気温になりましたが、2人の偉大なマイケル・ジャクソンに哀悼の意を込めて、1年以上冷蔵庫に入れっぱなしで忘れていたベアード・ビールの「Snow Storm Strong Dark Ale」を空けることに。

snow storm strong dark ale

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