Archive for linux

Nexus7でAndroidとUbuntuのデュアルブートPt.3

Canonicalによるスマホ向けUbuntu発表に新年早々びっくり、飲んでいたどぶろくを吹き出しそうになりました。

http://techwave.jp/archives/51775041.html

さらに、WebOSのNexus7への移植のニュースもあり、しかも既存のシステムを削除する必要なく試せそうとくれば、酔った勢いで導入してみたくなります。

Open webOSがNexus 7に移植される(動画あり)

自分が調べたときには、ビルド方法がちょうど公開されていました。

試用の手順を記載したページには、事前に注意書きを読むことを促すためでしょうか、他所でのイメージ等への直リン禁止、手順の説明禁止、他人に教えたいならURL http://testing-n7.webos-ports.org だけを使用してこのページに直接誘導しなさい、とあります。

とりあえず指示に従って、結果だけ書きますと、Ubuntu 12.04以外でのビルドは未検証とのことですが、昨晩 寝る前に12.10でビルドを開始させ放っておいたところ、今日の午前中、イメージが無事に生成され、Nexus7でWebOSが起動しました。

しかし、動作が不安定、bluetoothがオンにならない、ステルスSSIDのWifi接続を手動追加できない、等々あり、時間をかけてビルドしても、ちょいちょいと5分ほどいじってお終いになってしまうかな。

まだAlpha以前の段階ですね。

ノートやデスクトップにLinuxを導入する際のドライバの問題は今では相当改善されましたが、モバイル機器分野では再び悩みそう。

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Nexus7でAndroidとUbuntuのデュアルブートPt.2

Bodhi LinuxというUbuntuベースのディストロが試験的にNexus7用のイメージを発表したらしい。

http://jeffhoogland.blogspot.nl/2012/12/bodhi-armhf-alpha-for-nexus-7.html

配布されている boot.img の中を見ると、http://hwe.ubuntu.com/uds-r/nexus7/ の boot.img と全く同じ様なので、現段階ではこのUbuntuのrootfs.imgをベースにアプリの構成等をいじっただけかな。

Multirom v2はこのUbuntuのboot.imgに手を加えたものを同梱しているので、試したら Multirom v2 でAndroidとこのBodhi Linuxのデュアルブート可能。

Nexus7向けUbuntu 12.10のUnityは重かったけれど、同じ12.10なのに Enlightmentを採用する Bodhi は軽い操作感でした。

Enlightment いいですね。小さいタッチ画面だと、現段階ではUnityよりこちらの方が操作しやすい。Enlightment も進化を続けてたんですね。

Compizが登場する前は、ド派手なLinuxデスクトップを目指す=Enlightment導入、だったんじゃないかと思います。

そのEnlightment、10年以上の開発版を経て、先週ついに公式リリースされたニュースが…

http://www.phoronix.com/scan.php?page=news_item&px=MTI1OTI

Unityの方のニュースはというと、シャトルワース氏が語った2013年の目標に関して。

http://www.markshuttleworth.com/archives/1221

Ubuntuとしては、テッキーな一部の人のためだけじゃない、広く一般の誰もが利用できるプラットフォームを目指す、だから皆が毎日行いたいと望むコンピュータ利用に関わることが大事、

そしてそれはモバイル分野、2013年はモバイルでのUnityに注力するぞ、と宣言。

Ubuntu for Nexus7 はその一環なわけですね。

Multiromが v2 から v3 に更新され Ubuntu 13.04 & USBブートに対応したので導入してみたのですが、もっぱらデモ用だった12.10 ベースのものよりUnity の動作が軽くなってました。

Unityの見た目に変更が加えられるのは13.10開発サイクル以降になると思うんですが、期待が膨らみます。

Multirom v3ではUSB接続の外付けHDDのファーストパーティションにインストールしたNexus7向けUbuntu 13.04があっさり起動。

ついでに TWRP で現在の自分のAndroidのバックアップ(boot, system, data)を取って、Multiromから外付けHDDのセカンドパーティションにインストールしたら、こちらも問題なく起動。

ということは、Ubuntuに加えて、今使ってるNexus7のAndroid環境をブート可能な状態でUSBメモリに入れて持ち歩ける。

持ち歩けるからなんなんだ?と問われると困るけれど、困っているうちに、Mer OS ベースのNexus7向けイメージも近いうちにMultiromに対応するかもしれず、持ち歩けるOSの種類はどんどん増えそう。

http://ruedigergad.com/2012/12/21/plasma-active-for-nexus-7-running-the-touch-optimized-plasma-active-linux-distribution-on-nexus-7/

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Splashtop Streamer for Linux を試したら…

自分のWindowsデスクトップにはSplashtop Streamerを入れていて、Android端末のSplashtopクライアントからデスクトップを操作できるように一応してあるのですが、

Linux用、現段階では Ubuntu 12.04向けの Splashtop Streamer の提供がようやく開始されたそうなので、オープンソースではないプログラムをシステムに入れることになるものの、飛びついてみました。

http://www.splashtop.com/ja/home

12.10だとライブラリのバージョンが合わなくて使えないという話が出てるのを見たので、12.04環境が無い場合はStreamerのアップデート待ちになるかもしれません。

前投稿に書いたように Nexus7でAndroidとUbuntuをデュアルブート出来るようにはしたんですが、Ubuntuの動作が遅いので、正直言って今のところ常用できる感じではないんですよね。

それと比べてリモートデスクトップだと果たしてどうなのか。

.debパッケージをインストールして起動させ、表示される使用許諾要項に同意すると、Pythonで書かれたらしきEメールアドレスとパスワードを入力してログインするシンプルな画面が出ます。

Windows – Android のためにSplashtopのアカウントは作成済だったので、それを入力してログインボタンを押すと、SRFeatureというプロセスがスタート、これでリモートデスクトップの準備が整いました。

試しに Nexus7に入れてあるSplashtop2 HDからUbuntuデスクトップを操作してみると……Nexus7にネイティブインストールしてあるUbuntuよりはるかにキビキビ…

いや、まぁ、しかし、シャトルワース氏はモバイル端末からTVに至るまでUnityが有用であることを14.04で示すという目標を立ててるらしいですから、パフォーマンス面もどんどん磨きこまれていくはず。

ネイティブインストールならWifi/3G/4Gが圏外の場所でも使える。ARM向けにコンパイルされたADBやFastbootが使える。

つまり、Nexus7のUbuntuを使っていつでもどこでも別のNexus7にUbuntuをインストールできる大勝利 v( ̄Д ̄)v

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Nexus7でAndroidとUbuntuのデュアルブート

UbuntuがNexus7をサポートしたニュースを知ったときは喜んだんですが、ROM全体を書き換えなきゃいかんということで導入をためらいました。

USBブートできてAndroidと使い分けが可能になったら気軽に試せるんですけどね。

なんて思ってたら、複数のAndroidROMやUbuntuとのマルチブートを可能にする実験的ROMがXDAで公開されてました。

[EXPERIMENTAL] MultiROM v2

Android 4.2にアップデート済みのNexus7 16gb版に導入したところ、AndroidとUbuntu双方の起動は確認できました。

Nexusの電源を入れるとMultiROMのメニュー画面が現れて、まるでGRUBのように起動するOSを選ぶことができます。これは感動!!!

USBブートにも今後対応予定とか。ありがたや、ありがたや。

AndroidとしてのNexus7は素の状態でもキビキビ動くんで、Root取ろうとかカスタムROM導入しようとか思わないんですけど、Ubuntuの方は色々いじり甲斐がありそうです。

Nexus7向けUbuntuには既知の問題が結構あるみたい。

Nexus7: What Kind of Bugs Are We Seeing the Most?

実をいうと、デスクトップの方はまだUbuntu12.10にアップグレードしていなので、自分のところではGoogle Nexus7が最初のUbuntu12.10機となってしまいました。

Unityランチャーにいつのまにか Amazon アイコン…

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Ubuntu 11.10 Unity でのトレイアイコン

個人的備忘録がてら。

Gnome2 デスクトップ環境から Gnome3 環境になってデスクトップの詳細な設定がこれまでの gconf から dconf に移行していってるようなので、gconf での gconf-tool2 コマンドやGUIツール gconf-editor にあたるものをチェック。

gsettings コマンドというのが用意されているらしいんだけれども、設定内容全体をパッと見渡してみたいので、GUIツールの dconf-editor を導入することに。

dconf-editor は dconf-tools というパッケージをインストールすれば入れられるとのこと。

$ sudo apt-get install dconf-tools

で、dconf-editor を実行すると、設定エディタのウィンドウが開いて、色々興味深い設定項目がずらずら並んでいるわけだけれど、

desktop → unity → panel に進んでみたら、systray-whitelist なる設定項目を発見。

まさかと思って試しに設定値を all に変更したうえで、デスクトップを一度ログアウト。

再ログインしてUnityデスクトップ上で easystroke のようなアプリを起動させたら、表示されなくて困ってたアプリのトレイ・アイコンが画面上部のパネル右側にちゃんと表示されるじゃありませんか!

どうも Ubuntu 11.04 からこんな感じだったらしいんですが、11.04 はほとんど触ってなかったもので、今頃気づきました…

Gnome-Shellデスクトップを使用してる場合はこういうことする必要はないんですけどねぇ。

とはいっても Gnome-Shell の方でも、システムトレイが普段画面から隠されてて、マウスを画面右隅に持っていくとスライドアップ表示されるっていうのがわかるまでにしばらくかかりました…

gsettings コマンドを使って systray-whitelist の値を all にするには、

$ gsettings set com.canonical.Unity.Panel systray-whitelist "['all']"

追記来年4月リリース予定の Ubuntu 12.04 Precise Pangolin の Unity では、whitelist に特定のアプリを個別に追加する方法のみが認められ、 all が使えなくなるかもしれません。

Unity:

– It seems that starting with Precise, you won’t be able to re-enable the whole systray (“whitelist all”), but only allow whitelisting specific apps,

Expected Changes In Ubuntu 12.04 Precise Pangolin (UDS-P In Brief)

Ubuntu 11.10 Unity でのデフォルトに戻すにはたぶん

$ gsettings set com.canonical.Unity.Panel systray-whitelist "['JavaEmbeddedFrame', 'Wine', 'scp-dbus-service', 'Update-notifier']"

たぶん、というのは、デフォルトの値を覚えておかずにいきなり all に変更してしまったから。

なので、変更前にまず以下実行などで値を覚えておくのが賢明でしょう。

$ gsettings get com.canonical.Unity.Panel systray-whitelist

追記dconf-editor のキーの編集画面の右隅に「Set to Default」というボタンがあって、いつでもデフォルトの設定値に戻せますね。さらに、gsettingsコマンドや dconfコマンドには reset が用意されてるので何も心配いらなかった。

$ gsettings reset com.canonical.Unity.Panel systray-whitelist または $ dconf reset /desktop/unity/panel/systray-whitelist

特定のアプリを付け加えたいだけなら、例えば easystroke を加えたいだけならば

$ gsettings set com.canonical.Unity.Panel systray-whitelist "['JavaEmbeddedFrame', 'Wine', 'scp-dbus-service', 'Update-notifier', 'easystroke']"

gsettings コマンド以外にも dconf コマンドでの設定変更もできる感じ。

$ dconf write /desktop/unity/panel/systray-whitelist "['JavaEmbeddedFrame', 'Wine', 'scp-dbus-service', 'Update-notifier', 'easystroke']"

うーん、よくわからんけれども、Unity でわざわざ whitelist を導入してるのは、従来のシステムトレイとUnityのインジケータの両方に対応するアプリでアイコンが二重に表示されてしまうのを防止するためなのかな?

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fglrxドライバ使用中止、オープンソースドライバに戻す

Radeon HD6850にて Catalyst 11.09 fglrxドライバを使用して Gnome-Shell デスクトップをしばらく試しましたが、ツールチップやポップアップメニュー、画面下の通知領域の描画に問題があって我慢できなくなったので、オープンソースドライバに戻すことにしました。
Ubuntu 11.10 のインストール直後にまず fglrx ドライバを使用するようにしてしまったんで、全然radeonドライバを試してなかったんですが、いいじゃないですか!オープンソースドライバ!
機能的に劣る部分はあるのかもしれませんが、Gnome-Shellデスクトップでは fglrx でのような問題はまったくおきません。これだけでもありがたい!
fglrxがちゃんと修正される日が本当に来るのかどうかわかりませんが(Gnome-Shell等の方に原因がある可能性もあるけれど)、それまではオープンソースでいくことにしました。

オープンソースドライバ機能実装表:http://www.x.org/wiki/RadeonFeature

Radeone HD6790 – HD6970, HD64xxM, HD67xxM, HD69xxM は Northern Islands に含まれるわけですか。

手動でfglrxドライバをインストールした場合、オープンソースで使用する一部のライブラリをfglrxが上書きしてしまうらしく、fglrxを単に削除しただけだと、オープンソースドライバの使用に問題が出てしまうそうです。

参考:Removing Catalyst/fglrx

なので、
$ sudo apt-get remove --purge fglrx fglrx_* fglrx-amdcccle* fglrx-dev* xorg-driver-fglrx
で fglrx を削除した後、ドライバの一部パッケージを入れ直し。
$ sudo apt-get remove --purge xserver-xorg-video-ati xserver-xorg-video-radeon
$ sudo apt-get install xserver-xorg-video-ati
$ sudo apt-get install --reinstall libgl1-mesa-glx libgl1-mesa-dri xserver-xorg-core
$ sudo mv /etc/X11/xorg.conf /etc/X11/xorg.conf.backup
$ sudo rm -rf /etc/ati

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ATI fglrx ドライバと Gnome-Shell

Ubuntu 11.10 で Gnome-Shell を試したんですが、「追加のドライバ」で利用できる現時点のATI用プロプラ・ドライバ(fglrx)だと画面が崩れまくって実用にならない…

で、どうも Ubuntu のリポジトリよりも新しいのがATI公式サイトで配布されてて、それだと修正が入ってるらしい。

11.10 Gnome Shell doesn’t work properly

近いうちにドライバのアップデートが来るかもしれないですが、辛抱できないので、インストール済みの fglrx を削除したうえで、久しぶりにATI本家で配布している fglrx を手動でインストールしました。

Installing Catalyst Manually (from AMD/ATI’s site)

Radeon HD6850 なんですが、インストール後、以下実行で xorg.conf ファイルを作成して再起動でドライバ適用。

$ sudo aticonfig --initial -f

これで一見すると Gnome-Shell の画面が崩れなくなったんですが、複数のウィンドウを開いた状態でマウスを画面の左上角に置いてウィンドウの選択画面を出したり戻したりすると動作が遅い、さらにウィンドウの描画が崩れてしまう…

だもんで、さらに以下の投稿にあるアドバイスを試して Gnome-Shell、Mutterウィンドウマネージャが使用してるClutterバックエンドの Vblank をオフにしてみたところ、状態が改善しました。

http://ubuntuforums.org/showpost.php?p=11327532&postcount=8

/etc/environmentファイルをテキストエディタで開いて、CLUTTER_VBLANK="none" という行を追加しろとのことです。 ようやくこれで Gnome-Shell も試せる環境になりましたが、日本語 Remix がリリースされたことに今気づいたので、システムをインストールし直そうかと思います。

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祝Ubuntu 11.10リリース

なわけですが、今日初めて 11.04 Natty の Unity の設定を変更するために CompizConfig をインストールしてる状況だったりします…

Compizの翻訳が 7.10 Gutsy の頃よりも進んでない状態に退行しとる \(^o^)/ナンテコッタイ

Oneiric ではどうなってるんでしょう? それとも、別のもっとわかりやすいUnity専用設定ツールがすでにある?だからもうCCSM必要なくなってる?

設定ツールがちょっと分かりにくいCCSMのままだとGnome-Shellに引き離される気がするし…

といってもGnome-Shellも現在どうなってるか実際にいじってない浦島状態なので早々に Oneiric に移行しなきゃですね。

日本語Remixのリリースを待つ間にOneiricのリリースノートを読んで既知の問題をチェック。

https://wiki.ubuntu.com/OneiricOcelot/ReleaseNotes/ja

Unity や Gnome-Shell はガンガン開発が進んでるでしょうから、Cairo-Dock や DockbarX みたいなドックアプリの出番はますます減っちゃうかなぁ。

DockbarXの最新版はGnomeパネル(Gnome2)のアプレットとしてだけでなく、’dockx’ コマンドで単独のドックとして起動させることができるようになったみたいです。

Cairo-Dock も Unity 等への対応に合わせて ver.2.4 に更新されました。

ところで、先月グラフィックカードを Nvidia から ATI HD68xx に変更したので、グラフィックカード関連の情報が気になります。

「もし11.04 で fglrxドライバ使ってて Unityデスクトップの画面描画が遅い感じがするなら Compizの設定で sync to vblank を無効にしろ、それでもまだ問題があるなら Catalystの方にある ティア フリー(Tear Free)デスクトップのオプションを無効にして、垂直リフレッシュを待機(Wait for vertical reflesh)を パフォーマンス(Performance)の方に振れ」という感じの内容のユーザーのアドバイスを見かけました。

自分のとこでは別に遅い感じはしないのですが、念のため頭の片隅に置いとくために記載。

Quick Tip: How to Enable ATI Catalyst Driver (fglrx) in Ubuntu 11.04 and Take Care of Screen Lag

あと、11.10のグラフィックカードのドライバ周りの概要。

このPhoronixの記事によると、Nvidiaのオープンソースの方のドライバ Nouveau はGallium3D版がようやっと標準搭載となったので、Fermi世代より前のカードだとオープンソースドライバ使用でも3D支援が効くようになったみたいですね。

Caveats In The Ubuntu 11.10 Graphics Stack

 

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Ubuntu的近況

久しぶりの投稿。Ubuntu 11.4 がリリースされてから3ヶ月ほど経ってしまいました。

Wacomのタッチ対応Bambooがようやっとコードをつないだだけですぐ使用できるようになったのは確認しましたが、Ubuntu全然いじれてません…

というのも、もっぱら書籍を断裁し ScanSnap でPCに取り込む作業してたから。

ScanSnap自体は Ubuntu で使えるようだし、スクリプトを書いて PDF への変換も一括でできるのかもしれませんが、とにかく早く本を片付けたかったもので、ずーっとWindows上でSS付属ソフトを使ってやってました。

去年から本の断裁作業を少しずつ進めててそのまま積み重ねていたら、3月の地震で崩れて散らかりましたしね。

でも、1度読んだ本をPCに取り込んでとっとくなんて時間の無駄。思い切って捨てちゃうのがベスト。

特に津波の被害のことを思えば、自分はあまりに小さいことにこだわってて馬鹿みたいなんですが、結局思い切ることができないままシコシコ作業を続け、ようやっと今週あらかた片付いたところです。

取り込んだ本類を Acer のWHS機のOSを消してUSBブートの Ubuntu Server 10.4 で動かしてるファイルサーバと Google Docs のオンラインストレージに保管。

ちなみに、Ubuntuで運用する目的でWHS機を購入するのは要注意。AsusのWHS機には隠しVGAコネクタがあるらしいですが、WHS機としてマイクロソフトに認められるには基本的に画面出力端子があってはいけないっぽい。

自分は有志が製作されたAcer easystore用のVGAコネクタをヤフオク経由で購入しましたが、Acer WHS機を買う前にOS無しの HP MicroServerの存在を知ってたらこっち買ってましたね。

Acerと違ってHDDがホットプラグに正式対応してないけれども(非公式ではオーケーっぽいけど自己責任となるらしい)。

今ならホットスワップベイ付き mini-itx ケースを買って自作してもよいかも。

自作といえば、実はリビング用に mini-itx、Intel Sandy Bridge 機を自作したんですけど、SBのGPUをしっかり働かすにはUbuntu 11.4段階だとカーネルドライバやXorgドライバ周りとかで xorg crack pushers PPA のお世話になったりとかしなきゃいけなそうなんで(情報をあまりチェックしてないので実際のとこどうなのかわからないけれど)、とりあえず Windows7 をインストールして Ubuntu 11.10 が出るまでの繋ぎにすることにしました。自分以外も使用するんであまりいじりたくなかったから。

リビング用の理想としては GoogleTV なんですけど、日本で発表される気配がないから仕方なくのPC設置。

今更感あるし買い時を完全に逃したような気がするPS3もアリか?と思ったところちょうどあの流出騒ぎが起きちゃったし。

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らくらくテレビ

エコポイント半減効果大です。

なにせ、祖父母の家のTVもようやくデジタルになりましたから。

で、最近になってようやくパソコンというか、ネットで調べ物したりすることにも興味を持ち始めたみたいです。

パソコンなどがもっと分かりやすいように進化してれば、とっくの昔にTV買い替えてたはずなんですけどね。

現状、日本メーカーのSTBで一番その辺りがんばってるのは任天堂の Wii なんじゃないでしょうか。

選択肢がほとんどなさそうです。

で、どうしようってところ、来ちゃいましたね、アップルとグーグルによるお茶の間TVのスマート化が。

Google TV まだまだ色々問題はあるようですが、来年以降の進化に期待大。

Apple TV、公式ではウェブブラウズに非対応ですが、脱獄してサードパーティ製のブラウザ導入できちゃうみたい。

日本語入力はアイフォンなどからオーケーとか。Google TV に刺激を受けて一層進化しそう。

既存のブルーレイやHDDレコーダーなども早晩 Google TV などの機能を取り込んでいかざるを得なくなるんじゃないでしょうか。

ソニーも結局GoogleTV投入となりましたからね…

Vaioでマルチメディアパソコンを始めたとき、あ、来たなと、プレイステーション2向けのLinuxキットが発表されたとき、お、いよいよ Windowsを代表するPCから離れて家電向け独自OSに着手する気だなと、VaioとプレステとAV機器の一体化とうとう来ちゃうんじゃないのコレ、 などと思った時期がありました…

自分のTVはパナソニックなんですけど、「ビエラリンクでリモコンを1つにできます」とか、アクトビラ操作してたりすると、なんだか目から涙  T_T

年寄りにも楽々操作なテレビにするためにも、むしろスマート化は必須だと思うんですけど。

グーグルさんの開発の進行具合次第でしょうけど Google TV機と、あと個人的に Mirasol のような書き換えが高速なカラー電子ペーパーを使ったマルチタッチ画面Androidタブレット端末が Google TVリモコン用に欲しいんで、日本の家電メーカーさん早期商品化お願い。

ソニーさん、とりあえずGoogleTVリモコン改善よろしく。

 

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