Archive for 3月, 2010

Ubuntu lucid に xorg.conf.d/InputClass 入る

明日は Ubuntu 10.04 lucid lynx beta2 のフリーズ日とあって、各パッケージのメンテナさんが駆け込みでガンガン突っ込んでるのか、アップデートされるパッケージの数がすごいですね。

で、今日の駆け込みアップデートの中には、Xサーバ1.8 で採用される xorg.conf.d のサポートを Ubuntu lucid のXサーバ1.7 に取り込むという、正式リリースまでもう間もなくという時期を考えると、ちょっと野心的なものも含まれていました。

FeatureFreezeException として申請されていたアップデートにゴーサインが出されたようです。

FFE: xorg.conf.d/inputclass backport

これで、lucid のXサーバは udev と xorg.conf.d の両方に対応することになりました。

evdev や synaptics、 wacom に関する設定ファイルが /usr/lib/X11/xorg.conf.d ディレクトリ以下に作られています。

で、ユーザーやシステム管理者が自分の特殊な環境に合わせるには /etc/X11/xorg.conf.d か、または従来の xorg.conf を使用せよ、ということみたいです。

ただ、自分の理解してるところでは、xorg.conf の方に記述したデバイスについては、ホットプラグが利用できなくなるはず。

もっとも、一般ユーザーはこういう設定ファイルをいじる必要がなくて、基本的にどうでもいい話なわけです。

極力そういう必要が出ないように開発側の方でがんばってくれてる。

おかげさまで、自分も xorg.conf さえあまりいじったことありません。

じゃなんでこういう部分の情報を追ってるかというと、以前にも書いた通り、正式対応ではない wacom の bamboo pen&touch を無理やり動かそうと試みる過程で、「.fdi ファイルをこう編集してみるといいよ」とか「udev ルールをこう書け」みたいなアドバイスがあったりしたのがきっかけです。

今回のアップデートでようやく仕様が固まったわけで、これから本格的に Lucid で Bamboo P&T を動かす情報を集めたいなと思ってます。

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Ubuntu 10.04 の Plymouth 3/28 時点

風邪の熱が下がってきたので、Nvidia カードを使用しているデスクトップの方もアップデートしてみました。

なにやってんだか。^^;

アップデートによって /lib/plymouth/renderersvga16fb.so というファイルが追加されたため、Nvidia 純正のプロプライエタリ・ドライバを使用しているシステムでも画像を使用したブート画面が標準で表示されるようになりました。

といっても非常に低解像度で表示されるので、見た目はあまり良くないです…

昨日の投稿には、update-alternatives というコマンドを使用してデフォルトの Plymouth テーマを変更する方法について書きましたが、自分はそれまで使用したことがありません…

ちょっとググっただけでも豊富に情報が出てくるので、業務でシステム管理などされる方などにとっては知ってて当然なレベルのコマンドなのかも。

update-alternatives で指定する優先度(プライオリティ)の数値はどういう値にすればベストなのか全然わかってないんですが、100 でも 10 でも適当でいいんでしょうか?

調べた過程で update-alternatives コマンドには GAlternatives という GUI のフロントエンドが存在してることもわかったので、synaptic からgalternatives で検索してインストール。

メインメニュー → システムツールに Alternatives Configurator というランチャーが作成されます。

で、試しに立ち上げてみるとこんな感じ。

例えば Synaptic から plymouth-theme-solar というパッケージをインストールしてみます。

galternatives を立ち上げ直し、一番左のリストから default.plymouth を選択、するとデフォルトの ubuntu-logo テーマ以外に solar テーマが選択肢として追加されているはずなので、ラジオボタンにチェックを入れてやるだけでテーマ変更完了です。

スクリプトを利用した自作のテーマを選択肢に加えたい場合は、左のリストで default.plymouth が選択されている状態で、画面下にある「追加」ボタンを押します。

****.plymouth ファイルのフルパスを入力して「OK」を押せばいいだけです。

ところで、Ubuntu lucid では新しいウィンドウテーマが採用されて、ウィンドウコントロールボタンが左側に移動になり、最小化ボタンと最大化ボタンの配置も入れ替わっています。

これについては不評の声も多く、ボタンの配置を変更する GUI プラグラムがすかさず発表されたり、Ubuntu Tweak でも速攻で対応されました。

Plymouth のテーマの変更についても、そのうち Ubuntu Tweak で対応されたり、専用の GUI プログラムが発表されるんじゃないかと思います。

しかしですね。

昨日ノートPCで公式リポジトリから plymouth-theme-spinfinity (0.8.1-1ubuntu1) をインストールして試したら、ブートの途中でハングしてグラフィカルログイン画面にまで進むことができなくなってしまいました。

ひょっとして Intel が悪いのかと思って、Nvidia カードのデスクトップでも今日試したら、やっぱりブートの途中でハング。

こうなると、回復コンソールや仮想端末に入って、update-alternatives --config default.plymouth コマンドを実行して ubuntu-logo テーマなどに変更し直してやる必要があります。

万が一に備えて、昨日の投稿に書いた手順は覚えておいた方がよさそうです。

最後の頼みの綱は結局 CUI を実感した次第。

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Ubuntu 10.04 の Plymouth 3/27 時点

風邪をひいて高熱がでてしまいベッドで休んでる状態なんですが、全然寝付けないので横になりながらノートPCの Ubuntu lucid をいじってます。

午前中にアップデート・マネージャの「再チェック」ボタンを押したら Plymouth 関連の最新 0.8.1-1 パッケージがズラズラと。lucid 32bit版のみ?

ところで、Lucid の起動時間が SSD だと3秒台!という viva-linux さんの記事が今大きな話題になってるわけですが、

SSDだと起動が驚異の3.86秒をマーク! Ubuntu 10.04ならば、もはやスリープは不要?

自分は Plymouth のアニメーションがじっくりと表示されるようにするため、以下のコマンドで /etc/initramfs-tools/conf.d ディレクトリに FRAMEBUFFER=y と記載された splash という名前のファイルを作成して、Lucid の起動を 3 ~ 4 秒遅らせるという本末転倒なことをしています…

echo FRAMEBUFFER=y | sudo tee /etc/initramfs-tools/conf.d/splash

したがって、念のためにこのファイルを sudo rm /etc/initramfs-tools/conf.d/splash の実行によって削除してから、新しい Plymouth のパッケージを導入しました。

そうして Plymouth をアップデートしてみれば plymouth-set-default-theme コマンドがシステムから消え去っちゃってビックリ。

これじゃ自分で作ったテーマなどに変更することができないんで、ちょっと焦ったんですが、どうやら update-alternatives というコマンドでテーマの管理ができるようです。

例えば /lib/plymouth/theme ディレクトリに mytheme という自作テーマのフォルダを用意したとすると、

sudo update-alternatives --install /lib/plymouth/themes/default.plymouth default.plymouth /lib/plymouth/themes/mytheme/mytheme.plymouth 100
sudo update-alternatives --config default.plymouth
sudo update-initramfs -u

というようなコマンドを実行することで自作テーマに変更してやることができました。

とはいっても plymouth 0.8.1-1 パッケージにはバグがあって、sudo update-initramfs -u を実行するとエラーがでてダメ。

後から速攻でリリースされたバグ修正版の 0.8.1-1ubuntu1 を導入する必要があります。

https://launchpad.net/ubuntu/lucid/+source/plymouth/+changelog

アップデート・マネージャ上から見た限りでは更新をかけても現れなかったので、自分は直接 .deb パッケージをダウンロードしてインストしてしまいましたが、これは推奨される行為ではないと思います。

* すでにアップデート・マネージャから 0.8.1-1ubuntu1 にアップデートできる状態になったようなので打ち消し。

上のようなコマンドによってテーマをインストールして変更する方法は、今後の正式な方法なのかどうか定かではありません。

もし試されるなら、壊れてもいいシステム上でしてください。

それにしても、リリース近くになっても色々変更があって気が抜けませんね。

Xサーバに関する xorg.conf.d のサポートもゴーサインが出そうな雰囲気なような。

FFE: xorg.conf.d/inputclass backport

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新 Compiz もう間もなくか

C言語で記述されていた今までの Compiz を C++言語で完全に書き換える作業が有志によって始められたのは、1年くらい前だったでしょうか。

まだ高校生?もう大学生?の現在の主要 Compiz 開発者のブログによりますと、とうとう予定していたすべてのプラグインの書き換え作業が完了した模様です。

バンザイ! ^ ^

新 Compiz では Compositing 機能が独立したプラグインとして Compiz のコアから分離されてるはずなので、Ubuntu の外観の設定で視覚効果を有効にできないような環境であったとしても、Compiz の機能を使用できることになると思います。

KDE4 の Kwin が視覚効果有り無しどちらでも利用できるのとちょうど同じような感じですかね。

もっとも、Kwin や Metacity に代えて Compositing プラグインをオフにした状態の Compiz をあえて使用するメリットって全然思い付かないんですが…

Ubuntu 10.10 は一体どうなるでしょうか。

Redhat はエンジニアに Gnome-Shell の開発をフルタイムでやらせてるみたいだし。

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Xサーバ1.8 → 1.7 バックポート: udevルール直書きから xorg.conf.d へ?

手書き文字認識入力の Tegaki Project は今どうなってるんだろう? と久しぶりに公式サイトをチェックしてみたんですが、ちょうど Tegaki 0.3.1 が発表されたところのようです。

ホームページに ibus-tegaki のソースコードのリンクを発見。

簡単なリリースノート:http://groups.google.com/group/tegaki-hwr/browse_thread/thread/96fdda21490d4e05

ibus-tegaki: initial release

最近は Ubuntu 9.10 を放り出して 10.04 lucid を試してばかりいるので、Wacom bamboo pen & touch を lucid でも動くようにして ibus-tegaki に備えたい。

で、他の人の例を参考にして udevルールのファイルをいじったりとかもしてるんですが、結果としてまだ動かすに至ってません…

そんなところ、出先で今昼食取りながら目にしたのは lucid に採用されているXサーバ 1.7 に対してXサーバ 1.8 の新機能である xorg.conf.d のサポート部分も取り込むというニュース。

訂正:ひょっとしたら取り込むかもというニュース。

More Backporting Madness: X Server 1.8 To 1.7

正式リリースまで1ヶ月を切ってるのに!?

もっとも、1.8 での話と思っていた udisks や upower、さらにはマウスやキーボードに代表される入力機器取扱いの hal から udev への移行はすでに取り込み済み。

なので xorg.conf.d のサポートまで行き切らない中途半端な状態で惜しい感じが lucid にあったので、これは個人的に歓迎したいニュースです。

Xサーバ1.7→1.8、HAL から udev」の投稿を書いたときは Ubuntu 10.10 の話になってしまって気が早すぎるなぁと思ってたんですが。

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Ubuntu 10.04 の Plymouth 3/19 時点

自分は Intel と Nvidia(プロプラドライバ)で Plymouth を試してて、オープンソースドライバの Nouveau や Radeon ではまだ試してません。

Intel では画像を使用した Plymouth のグラフィカルなブート画面が表示されてます。

しかし、fsck がどうたらというテキストが Plymouth の画面に移る前に表示されたりして、画面の変遷がいまいちスムースではありません。

これについては、cryptsetup というパッケージをインストールする回避策で解決しましたが、

https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/plymouth/+bug/535108/comments/16

パッケージをインストールしない解決法もその後投稿されていて、近いうちアップデートで修正されそうな気がします。

https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+source/plymouth/+bug/535108/comments/18

一方、Nvidia のプロプラドライバでは Plymouth の text だか label だかのプラグインを使用した画面になってしまいます。

これは仕様といえば仕様なので、10.4 正式リリースまでにグラフィカル・ブート画面を表示するように Canonical が独自にがんばるようなことはないんじゃないかと思います。

これについても一応の回避策があり、それが Ubuntu の公式フォーラムに投稿されていて「うぉー!うまく動くようになったぜ!」という結果報告が結構あるんですが、残念ながら自分の環境ではうまくいきません。むぅ。

http://ubuntuforums.org/showpost.php?p=8930634&postcount=133

あと、Plymouth テーマのカスタマイズのページにサンプルとして挙がっているテーマの進行がなんだか遅くて、アニメーションの途中で GDM の画面に移ってしまいます。

例えば space-sunrise のテーマでは、テーマのスクリプトを編集して進行速度をアップさせたぞ!っていう投稿があるけれども、

http://ubuntuforums.org/showpost.php?p=8679455&postcount=45

fun progress_callback (d, p) {

p = (p * 100.0) / 10.0;

if (p >= spaceGlow.start && p <= spaceGlow.end) {

これだと自分の環境では回転する Ubuntu のマークなどが表示されなくなってしまってバツ。

数学とかプログラムなんてチンプンカンプンなんで、小学生レベルの発想で単純に p を何倍かにしてやればいいかと、(p * 100.0) / 10.0; の部分を以下のように変更。

p = p * 5;

試したら、なんだか速くなってうまくいきました。8 以上をかけたらなぜかダメ。

vizta テーマではスクリプトに以下の行があるんですが、

inc = progress;

これも同様に5倍にしてみたらちょうどいい感じになりました。^^

inc = progress * 5;

vizta は Fedora のマークを表示するテーマなんですが、Ubuntu に合わせて浮遊する球体の画像の色を変えたり Fedora マークの画像を差し替えたりして利用したいかも。

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